フジテレビの顔として長年活躍された露木茂（つゆき しげる）さん。その本名や経歴について、さらに詳しくご紹介します。
露木茂さんの本名は？
露木茂さんの本名は、芸名と同じく「露木 茂」です。1940年12月6日、東京都千代田区に生まれました。幼少期を千代田区で過ごし、千代田区立麹町小学校、麹町中学校を経て、早稲田大学高等学院（早大学院）に進学されました。その後、早稲田大学政治経済学部経済学科を卒業されています。
フジテレビ入社のきっかけは？
大学在学中、露木さんはアナウンス研究会に所属し、学生バンドの司会や新聞社の電話ニュースアナウンサーのアルバイトを経験されました。特に学生バンドの司会は高収入で、学費を自ら賄うほどの収入を得ていたそうです。これらの経験が、アナウンサーとしての道を志すきっかけとなり、1963年にフジテレビに入社されました。
アナウンサーとしての主な経歴は？
フジテレビ入社後、露木さんは『小川宏ショー』の司会兼レポーターを務め、その司会ぶりが評価され、1970年に第7回放送批評家賞（ギャラクシー賞）を受賞されました。その後も、『ニュースレポート』や『スーパータイム』、『報道2001』など、報道番組のキャスターとして活躍されました。特に、あさま山荘事件や日本航空123便墜落事故などの重大事件の報道特別番組を担当し、その手腕が高く評価され、日本新聞協会賞を受賞されています。
また、1978年からは『FNS歌謡祭』の総合司会を18回にわたり担当され、バラエティの分野でもその才能を発揮されました。さらに、文化放送の『露木茂のHOTほっと土曜ワイド』のパーソナリティを務めるなど、ラジオでも活躍されました。
アナウンス部長としての役割は？
アナウンス部長として、露木さんは多くの後輩アナウンサーの育成に尽力されました。特に、中井美穂さん、有賀さつきさん、河野景子さん、八木亜希子さんなど、後に「女子アナブーム」の主役となるアナウンサーたちの採用を決定した責任者でもあります。その際、「フジテレビはブスは採りません」との発言が話題となり、美人アナウンサーの採用方針を明確に示されました。
また、アナウンス部副部長、専任部長、編成局専任局次長、専任局長、役員待遇メディア事業本部専任局長、解説委員・エグゼクティブアナウンサーなど、多岐にわたる役職を歴任され、フジテレビの発展に大きく貢献されました。
フリー転身後の活動は？
2002年にフジテレビを退職後、露木さんはフリーアナウンサーとしての活動を開始されました。TBSの『おはよう!グッデイ』の総合司会を務め、他局の番組にも積極的に出演されました。また、東京国際大学国際関係学部の教授や早稲田大学客員教授として、教育活動にも力を注がれました。さらに、日本記者クラブの企画委員として、討論会の司会を務めるなど、多方面で活躍されています。
まとめ
露木茂さんは、本名で活動され、フジテレビのアナウンサーとして多彩な番組で活躍されました。アナウンス部長として後進の育成にも力を注ぎ、フリー転身後も教育者や司会者として多方面で活躍されています。その功績は、今後も多くの人々に語り継がれることでしょう。
露木さんの多彩な経歴を知ることで、アナウンサーとしての幅広い活躍と、後進の育成に対する情熱を感じました。その功績は、今後も多くの人々に語り継がれることでしょう。
よくある質問/Q&A
Q1: 露木茂さんの本名は何ですか？
A1: 本名は「露木 茂（つゆき しげる）」さんです。
Q2: 露木茂さんの主な担当番組は何ですか？
A2: 『小川宏ショー』や『ニュースレポート』、『スーパータイム』、『報道2001』、『FNS歌謡祭』など、多岐にわたる番組で司会やキャスターを務められました。
Q3: 露木茂さんは現在何をされていますか？
A3: フリーアナウンサーとしての活動に加え、東京国際大学や早稲田大学での教育活動にも従事されています。また、各種講演会などでメディアの在り方や報道の重要性について語り、メディア関係者や学生に貴重な知見を提供しています。
Q4: 露木茂さんのアナウンス部長としての功績は？
A4: 露木さんはフジテレビのアナウンス部長として、多くの後輩アナウンサーの指導・育成に尽力されました。特に、「女子アナブーム」を牽引した中井美穂さん、有賀さつきさん、河野景子さんなどの採用に深く関わり、フジテレビのアナウンサー陣の質を向上させました。
Q5: 露木茂さんの引退の理由は？
A5: 露木さんは2002年にフジテレビを退職され、フリーアナウンサーとしての新たな道を歩むことを決断されました。その後、教育分野にも進出し、次世代の育成に力を注いでいます。健康上の理由や家族との時間を大切にしたいという思いも背景にあると言われています。
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